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「日本再興戦略」を読んで

こんにちは、静岡市葵区の弁護士浅野智裕です。

今回も最近読んだ本の話です。

読んだ本は落合陽一氏「日本再興戦略」です。

落合陽一氏は、教育と研究と経営とアートとものづくりという活動が非常に多岐にわたっています。またそれぞれが独立しているのではなく、関連しながら活動をされています。

そういったなかから、本書のような日本再興戦略という考え方が生み出されたのだと思います。本書に書かれていることは従来の物事の見方や考え方が大きく異なる斬新なものでした。一部には今までの価値観にはそぐわないこともあり、非常にチャレンジングな提言になっていると思います。一部では批判も上がっているようです。私にも斬新すぎて素直に受け止められるものばかりではありませんでしたが、私のような足りない頭ではついていけないだけかもしれません。本書で述べるような社会になっていくのかどうかはわかりませんが、刺激的な本であることは間違いありません。

また、落合陽一氏は批評だけではなく、実際に行動もされているようです。大学教員として学生を教えたり、会社の代表取締役として会社を経営していたりするようです。このあたりの活動で今後、実績を残せるかどうかにもかかっていると思います。メディアに出て、コメントするだけのコメンテーターで終わらないで欲しいと思います。