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外部講師をしてきました

弁護士の若狹秀和です。

本日,講師のご依頼をいただき,社会福祉士の方向けに講師をしてきました。
テーマとしては,「成年後見制度の概要」というものでした。

受講生には事前に課題を解いてきていただき,その課題の解説もしつつ2時間ほど,30人程度を対象に講義をしてきました。

昔から,あまり人前で話すことに緊張を覚えるタイプではなく,むしろ楽しみだったのですが(唯一ド緊張をしたのは,友人の結婚式で新郎友人兼新婦友人としてスピーチをしたときだけです笑),客観的にわかりやすいお話ができたかどうかはまた別の話になります。できるだけわかりやすく話したつもりですがうまく伝わりましたでしょうか。細かい統計の数字を事前にメモしてきそびれてしまったのが反省点です。
自分としては,配付資料を読み上げるだけでなく,適宜,配付資料にメモを書いてもらうタイミングや,ちょっと脱線した余談でリラックスしてもらうタイミングをはかることで講義内でメリハリがつくよう心がけていたつもりです。
特にお一方,脱線話にとても良いリアクションをいただけていた方がいましたので,途中からはその方の反応を見ながら話を進めていきました。

さらに話は飛びますが,最近,「ひらばのひと」という漫画の影響で講談師の神田伯山先生(同い年なので勝手に親近感を覚えています)の講談をたまにYouTubeで聴いています。講談には全く縁がなかったですが,聴いてみると本当におもしろいです。
プロフェッショナルの,しかもトップランナーの方との比較自体がおこがましいですが,映画やドラマなどの一般的なイメージよりもはるかに弁護士としての業務は書き仕事や考える仕事,調査・検討の仕事がメインなのですが,もちろん喋ることとも無縁ではないので,私も修行を重ねてもうちょっと聴衆に「聴かせる」弁護士を目指したいですね。

閑話休題。

まあ,少なくとも,2時間の枠で本題を1時間55分でおさめ,残り5分を質問タイムに充ててピッタリの時間で終われたのは我ながらファインプレーだったなと思います。
私の枠は午前中だけでしたが,今日は丸一日の義務的な研修だったようで,本来の休憩時間を削られながらダラダラと関係ない話をされるのは受講生の方の立場からすると苦痛ですものね。