静岡の弁護士の若狹です。
先日、SPAC公演「伊豆の踊子」をグランシップで観てきました。
演劇を観るのも数年ぶり、「伊豆の踊子」自体も高校生の頃に読んだきりという体たらくで観る前は正直少し不安がありましたが、すごく楽しめました。ちゃんと「伊豆の踊子」そのまんまの話をやりながら、まさかああいう選曲(公演中なのでネタバレはできませんが)が聴けるとは。
全く素人の感想ですが、「今」「伊豆の踊子」の演劇を行なう普遍的な意味というのをすごく意識された劇だったと感じました。
観劇の後、改めて「伊豆の踊子」を再読し、「1日くらい延泊しなよ…!学校のことなんて絶対どうにかなったでしょ笑!」という思いと「あっ、この”踏み込めなかった”感覚、二度と会うことがないことをお互いわかっている中での”じゃ、是非また会いましょう!”のもの悲しい感覚、よくわかるなあ」という思いをちょうど半分ずつ感じました。
昔に読んだ本でも再読してみると感じ方も変わりますねえ。